ハナヤサイサンゴのこと
こんにちは。
ハナヤサイサンゴの事を書いて見ようと思います。
現在保有しているハナヤサイサンゴは2群体です。
① ヤフオクで購入したピンク?の群体2021/5/11/撮影
② 同じくヤフオクで購入したグリーンっぽい ハナヤサイサンゴ(販売画像お借りしています。)
こちらは商品画像になります。とても好みの枝ぶりです(^_^)
今回はこのグリーンのハナヤサイサンゴの事を記録しておきます。
このサンゴがやって来たのが7月5日。
丁度私は所用で数週留守にする直前でした。
わりと遠方の方から購入しまして、午後14:00〜16:00着予定でしたが、予定よりも1時間遅れで到着したように記憶しています。
この時期は通販には最も向いていない時期でしたが、とても綺麗な群体だった事と、ハナヤサイサンゴは丈夫なイメージがあった事から挑戦してみました。
しかし、到着して袋を見ると濁ってる。。。
その日は運悪く私の住んでいる地域は33℃くらいあり、少し心配していました。
梱包状態や水量はかなり余裕を持ってあり、保冷剤もそれなりに入れてあったのですが、いかんせんこの気温と遠方であることが祟ったのか少々怪しい雰囲気。
おまけで入っていたミドリイシは完全白化して手遅れに。。
メインのハナヤサイサンゴも袋を開封すると特有の危ない臭いが💦💦
ダメかな〜と思ったのですが、濁った袋の中でも何故かポリプは満開状態で、一見すると全く問題ないような感じに見えます。
どうするか悩んだあげく、今の状態をいい方向に捉え、とにかく導入してみる事にしました。
これが導入後です。 2021/6/27 撮影
取り敢えず岩にポン乗せ。
ポリプ全開でとてもいい感じに見えます(^ ^)
綺麗だね〜と一安心。
と、思いきや、
なんか水中をゴミが舞ってる。
改めてサンゴをよく確認してみると、、
豪快に後ろが禿げ上がり、禿げた周りの肉も水流でふわふわ浮いてました💧2021/6/27 撮影
どうやら舞っていたのはゴミではなく、肉片だったようです。
急いで取り出して海水を張ったバケツの中に隔離。
スポイトで吹くとドンドン肉片が飛散するので禿げなくなる限界まで吹いてダメ?な部分を除去。2021/6/27 撮影
綺麗に禿げ上がってしました。
こちらは肉片を吸い取ったバケツです。
かなり取れました。。2021/6/27 撮影
こちらは肉片のアップです。ペリペリ逝ってます。2021/6/27 撮影
画像はありませんが、サンゴガニがも一緒に逝ってました。。
本来であれば、この怪しい状態の時点で導入を諦めることも脳裏にチラついたのですが、ポリプ全開で元気そうな見た目だし、ここは復活を期待して数日放置してみたのですが、状況は悪化の一途を辿るばかり💧
2021/7/4、 撮影
・・結局は基部がまるまるダメそうだったので、先端部分をニッパーでカットしてから無事そうな部分を岩にくっつけてみました。
慣れない作業で深夜にまで及びましたが、なんとか滞りなく終了する事ができました。
そしてこのまま翌日には数週間家を留守にすることに。
世話は家族に引き継ぐ形となってしまいました。
が、
やはりと言いますか、ちょこちょこ肉禿げが進んでいると写真付きでドンドン送られてきます。
症状としてはポリプ全開にも関わらず、水流で共肉が浮き、禿げていくようでして、これは導入失敗なのか病気なのか💧
そしてもうすぐ帰宅できる日が近づいたある日の事。
なんか水槽が濁ってる!と画像が送られて来ました。 2021/7/18 撮影
かな〜り白濁りしております💧
サンゴの様子を見てもらうと、水流に合わせて殆どの群体の肉という肉が浮いているらしい。。
帰宅後、さすがにこのままではまずいので、浮いてる部分がある枝を取り出し廃棄。
全換水をしたうえで再び様子見。
でも残った部分は枝が一つという有り様。
当初の立派な群体とは程遠いお姿に変貌してしまいました。2021/7/28 撮影
唯一この枝だけは肉禿げもなく、しっかり維持できています。
元の大きさの10分の1くらいですが、生き残ってくれてよかった。
2021/7/28撮影
色はドス黒いグリーン?といった感じですが、調子が上がってくればまた違う変化が見て取れるかもと期待している所です。
ちなみにこれが今の状態2021/8/23/撮影
撮影したライトの出力条件が時間帯によって違い、青みが強いのですが、特に白化もなく、元気にやってます。(^_^)
今回発生した肉禿げに関しては初めての経験でした。
家族に聞くところによると、最初にサンゴのポリプ付近に白い綿毛?のようなものが付着するようで、そこから短時間で骨と共肉が分離して浮いてくるようです。
何度も書きますが、その間もポリプは何事もないように全開のようで、パッと見は異変に気付きにくいのが恐ろしい事です。
なんとも薄気味悪い感じの症状でしたが、最良の選択としてはやはり最初から思い切って廃棄してしまうのが最良の選択なのでしょう。
もし病原菌に起因しているとしたら今回はたまたま他のサンゴに影響が出なかったのは運が良かったのかもしれません。
残った枝には健康に育ってほしいと願っています。
では