マメスナギンチャク達の思い出
こんにちは。
今から4〜5年前、600キューブのOF水槽を維持していました。
メインの生体は、ちょっと珍しいけれども基本的に真っ茶色のアオサンゴというサンゴでした。
どんどん大きくなるアオサンゴを定期的に枝打ちしては、当時のブロガーさんにお配りしたのが懐かしい思い出です。
実は今飼育しているアオサンゴも、当時お配りしたユーザーさんが大きく育てたもので、それを枝打ちしてわざわざ送っていただいた群体なのです。
私には縁が繋がった特別なサンゴとなっています。
さて、少し話が脱線してしまいましたが、表題のお話しを書いていきます。
実は私、マメスナギンチャクに大ハマりしていた時期がありました。
というのも、当時メインだったアオサンゴは、骨格こそ綺麗なブルーであるものの、基本的にはほぼ茶色一色。
色揚げ云々という次元のサンゴではなく、その点に少し物足りなさを感じでいた時期がありました。
そんなこともあってか、ある日マメスナギンチャクを少量導入したのが切っ掛けとなり、その後はどんどんコレクションが増えていくことに。
当時マメスナギンチャクを購入させていただいていたのは、ブルーチップラボさんでした。
購入サイト上ではとても競争率が高かったように記憶しています。
ちなみに私はマメスナギンチャクの種類はよくわかりません。
キクメマメスナギンチャク
クロシオマメスナギンチャク
フジマメスナギンチャク
ブドウマメスナギンチャク
色々な種類がありますが、当時の記憶があやふやな事や、種類を同定できない為、全てマメスナギンチャクとして画像を載せてみます。
まずはこちら。
イエロータイプのマメスナギンチャクです。このマメスナギンチャクは、画像で見ると多少緑っぽく見えますが、単にイエローというか、肉眼で見るとゴールドといった印象が強いマメスナギンチャクでした。
こちらはブルーのマメスナギンチャクです。こちらはとても深い青色で、まるでラピスラズリのようです。
私が今まで見たマメスナギンチャクの中で一番綺麗です。色としては少し興味深く、色素タンパクと蛍光タンパクが同時に存在していました。
触手のスプライト模様がその存在感を一層引き立てています。
後にも先にもこんな綺麗なマメスナギンチャクは飼育する機会がないのではと思っています。
こちらはリングというインボイス名だったかと記憶しています。
濃紫色の口盤に名前の通りピンク色の綺麗な輪っかができています。
三種盛り。
この景色が好きでした。
マメスナギンチャクが少し順調に飼育できてくると、今度は養殖に挑戦してみたくなります。
以下の画像は自家養殖したマメスナギンチャクです。
渋いカラーリングのマメスナギンチャクワンポイントで黄色の口が目立ってます。
口盤が水色ベースに口がピンク色のマメスナギンチャク。
ちょっと他のマメスナギンチャクよりも水質にうるさかった記憶があります。
口盤が淡いシアンに、口が蛍光イエローのマメスナギンチャク。このマメスナギンチャクは飼育するに従い、触手が薄くなるのが悩みの種でした。
本来であれば、触手は濃いめのブラウンだったのですが・・もっと蛍光励起について勉強したうえで飼育したかったマメスナギンチャクの一つです。
口盤がレッドタイプのマメスナギンチャク。確か当時はアケビというインボイスだったような。
今であればシアンを中心に照明を工夫し、RFPをもっとギラギラに励起させてみたいマメスナギンチャクです。
リングのブリード群体このマメスナギンチャクは、水槽の環境がよほど適合したのか、どんどん増えていきました。
口盤がピンク色で触手が蛍光グリーンのタイプ。このピンクは口盤に蛍光タンパクを持っておらず、色素タンパクだったと記憶しています。この配色は当時かなりのお気に入りでした。
この頃に自家養殖した群体は、アオサンゴ同様に増やしては愛好家の方々にお配りしていました。
今思えば個人売とかしてみてもよかったのかも?
でも結局は販売する事はありませんでしたが。
もし、もう一度マメスナギンチャクを飼育する機会に恵まれたなら、必ず同じオーナーさんから購入したいと思います。
今回は少し懐かしい思い出に浸ってみました。
では