しおだまり日記

サンゴ飼育の忘備録です。

トゲサンゴ

 

こんにちは。

今日はトゲサンゴについて記録します。

 

トゲサンゴとは、イシサンゴ目ハナヤサイサンゴ科に属するサンゴで、その名の通りトゲトゲしているのが特徴的なサンゴです。f:id:yasai777outlookjp:20211012005033j:image右のピンク色のサンゴがトゲサンゴです。

ハナヤサイサンゴ科に属するサンゴは色彩も多彩で茶色やピンク、黄色、時たま紫色なんてものもあるらしいです。

その中でも特に多いのがピンクだと思われます。

ネットやブログで調べてみても、目を見張るようなピンク色を目にする事ができます。

 

しかし

 

群体によって持っている色の「素質」というものがあるので、茶色〜ピンクの中間色みたいなものも当たり前のように存在しています。

我が家で育成中のハナヤサイサンゴはその代表格みたいな色なんですよね。。f:id:yasai777outlookjp:20211013005643j:image

光の加減によってはベージュに見えます。

もう5カ月は経つのですが。。

もう少し照明の波長を工夫すると化けるのか?

 

色揚がりしたハナヤサイサンゴといえば、何年か前に高知県の磯で見たこれです。f:id:yasai777outlookjp:20211012175718j:image自然光を浴び、真っ赤に近い色で感動しました。

 

ハナヤサイサンゴ科のサンゴ達は、蛍光タンパクを持つミドリイシ達と違い、フィコエリトリンに似た色素を有しているそうです。

これを色素タンパクといい、吸収のピークが560〜600nmでよく発色するようです。f:id:yasai777outlookjp:20211013003807p:image

白〜橙色といった照明と相性が良さそうですね。

生息域も超浅場という事なのでしょう。

 

蛍光タンパクの場合は400〜450nmの波長を当てないと発光しないので、自然光下ではくすんで見えてしまいます。f:id:yasai777outlookjp:20211013005521j:image

波長次第で随分と表情が変わりますね。

画像が青被りするのが難点ですが、雰囲気は伝わると思います。f:id:yasai777outlookjp:20211013010221j:image

 

個人的には自然光に近い照明下で見るサンゴが好きなので、色素タンパクで発色するトゲサンゴやハナヤサイサンゴが気になります。

全く色揚げできてないのですが。。💧


好きなものはしょうがない!

 

そこで今回数年ぶりに手を出してしまいました。

いつものヤフオクで素質がありそうなオーストラリア産のトゲサンゴを落札し、ご到着。f:id:yasai777outlookjp:20211013011640j:image落札したのは一つでしたが、出品者様のご厚意で2つも入っていました。

感謝です!

早速取り出して眺めてみます。f:id:yasai777outlookjp:20211013012145j:image所々に綺麗なピンクの片鱗が確認できます。

これはいい感じかも。

 

この日は別件でドタバタしていたので、いつものように終日リフジウムで養生させておきました。f:id:yasai777outlookjp:20211013012814j:image

特に効果があるわけではありませんが、もはや受け入れの儀式のようになっております。

 

翌日レイアウトを結構。

岩の頂上の特等席に接着してみました。f:id:yasai777outlookjp:20211013013320j:image枝ぶりが素敵です。

先端部分はいい感じのピンクが出ていますので、この色が全体に広がるようになれば最高です。f:id:yasai777outlookjp:20211013202441j:image

 

 

取り敢えず1カ月無事に飼育できる事が目標です。

 

 

 

では

 

 

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