枝系ミドリイシ②
こんにちは。
前回は調子が悪いミドリイシのお話しをしましたが、実はもう1群体いました。
それはこの群体。
青被りで見辛いのですが、照明によってかなり焼けてしまった感じです。
先端もかなり薄くなってしまいました。
下側はまだ蛍光タンパクが励起しているので大丈夫なのか・・?
上から見ると・・青被りで伝わり辛いですが、上半分くらいは危ない感じ。
角度によっては色抜けが酷いのが見て取れます。
流石にこのままの状態を放置していては白化現象の末にダメにしてしまうのが明白でしたので、後ろにある枝系ミドリイシと合体させる事にしました。
実はこの2つは元々は同じ群体なので、お互いの共存が可能なのです。
さっそく接着します。
接着後 2021年10月3日
背面に設置しているので撮影しにくい💧
比較すると白さが際立ち、ヒヤヒヤものです。
なんとか元に戻るのを祈って養生します。
ちなみに同日、トゲサンゴをこのミドリイシがあった場所に移植しました。
トゲサンゴやハナヤサイサンゴの方が光量や波長に対する許容値が広そうなので、期待を込めて。
そして本日撮影がこちら。
なんとか持ち直しつつあるような気がします。
上から。
褐虫藻が復活して白化現象からは脱したような?
ブルー照明下。
蛍光タンパクが復活しつつあるようです。
今回もまた私の管理不足から危うい事態を招いてしまいました。
なんとか復活できたのは、ひとえにこのミドリイシの生命力に他なりません。
今後はこの条件下で安全に育成していきたいと思います。
もっと観察眼を鍛えねば・・
では