水槽の住人たち
こんにちは。
我が家の水槽は、サンゴがメインですが、魚や甲殻類も少しだけ飼育しています。
貴重な生体というわけではありませんが、サンゴが「静」であれば、魚達は「動」を担当してくれるので、賑やかに観賞する事ができます。
少しずつですが、備忘録の意味でも記録しておきたいと思います。
カクレクマノミ
とてもメジャーなお魚です。
18年前には映画の影響で乱獲が問題になったりした記憶が・・?
この個体は養殖個体で、5月に同市の熱帯魚屋さんで購入しました。
最初の1週間くらいは人工餌を全く受け付けず、見向きもしませんでした。
カクレクマノミ、とりわけ養殖個体の餌付けは容易だという話しをよく聞くだけに、少し心配になり購入した熱帯魚屋さんに聞くと、人工餌ではなく冷凍されたブラインシュリンプである事が判明。
むしろその餌にしても他の魚に給餌した際に出るおこぼれを食べていたというので、しっかりと生餌に餌付いていたのでした。
食べていた餌がわかったのですが、サンゴ水槽において冷凍のブラインシュリンプ(生餌)を与えるのは水の汚れが酷くなるのでおいそれとは与える事ができません。。
この時点で1週間以上絶食しているので、あまり余裕が無いのですが、乾燥餌に慣れさせる為に、海水と餌の粉末を溶かした水を鼻先に持ってきたり、匂いの強い餌で反応を見ていましたが、反応はするけども口には含まずといった日々が過ぎていきました。。
ネットや書籍では餌付けが簡単となっているだけに自身喪失です。
そんな時に隣市の熱帯魚屋さんに寄った時のこと。
餌付けの話しをした際に、熱帯魚屋さんで使っている餌を勧められました。
そしたらその日から爆食いです。
こちらが悩んでいたのが嘘のように食べまくるという・・
ひょっとして熱帯魚屋さんに出荷前はこの餌で育てられていたのかもしれません。
今は毎日たらふく餌を食べたおかげか、やってきた時よりも一回りは大きくなった気がします。
特に大きな病気にもかかっていないので、かなり丈夫な魚なのですね。
カクレクマノミといえばその名の通りイソギンチャクとの共生ですが、イソギンチャク自体の毒性が高く、種類によっては値段も高価なので導入する予定はありません。
地元の海に行くとこのようなイソギンチャクはたくさん生息しているのですが、おそらく共生相手には選ばれない気もします。
そもそもカクレクマノミにとって脅威が無いならば隠れる必要もないとも聞いた事がありますが、どうなんでしょうか。
不思議な泳ぎ方で愛らしい反面、水槽に手を突っ込むと威嚇して噛み付いてくるので、そこはさすがスズメダイの仲間といったところです。
正面から見るとなかなか厳つい顔です。
ネットで調べると、平均寿命は10年以上と海水魚の中でも長命種のようですので、マイペースに生きていってほしいです。
では